0から税理士になるまでにいくらかかる?費用対効果で考える税理士試験。

税理士試験は、合格まで数年以上かかるのが一般的と言われています。
学習開始から合格まで、どのくらい費用が必要かを考えました。


予備校の年間受講料はどのくらい?


税理士試験で最もお金がかかるのが、予備校へ支払う受講料でしょう。
いくつかの予備校を例に挙げ、比較検討してみます。


例:9月から簿記論の学習を開始、8月の本試験まで受講の場合



資格の大原では、簿記論の初学者コースは20万円以上必要です。

資格の大原 税理士講座
http://www.o-hara.ac.jp/best/zeirishi/images/course13/img02-01.png


もう一つの大手予備校、TACもほぼ同じような受講料です。

TAC 税理士講座
http://www.tac-school.co.jp/kouza_zeiri/zeiri_crs_reg-7.html


WEB講座に特化したネットスクールは、通信講座のみではあるものの
比較的安めの料金設定となっています。
2科目分受講して20万円未満ですので、割安感はありますね。

ネットスクール (簿記論・財務諸表論を同時学習のコース)
http://www.net-school.co.jp/web-school/zeirishi/bozai/hyo.html


ただし、ネットスクールの初学者向け講座には、
簿記論・財務諸表論単体での講座がないなど、
ややクセのある?ラインナップとなっています。


また、大原やTACでも、簿記論と財務諸表論の2科目を並行して
学習することで、料金が安くなるコースは設けられています。


いずれにせよ、1年分の受講料は20万円程度用意する必要がありそうですね。


また、科目ごとの学習量に応じて受講料は変わります。
一般的に法人税法、所得税法がやや高くなり、
消費税法など学習量の比較的少ない科目はやや安くなるようです。


全部合わせていくらいるんだよ?



仮に1年1科目ずつ受験し、順調に合格を重ねることが出来た場合の
受講料の合計はどのくらいになるでしょうか。

【資格の大原の例】

1年目:簿記論       約21万円
2年目:財務諸表論     約21万円
3年目:法人税法      約23万円
4年目:消費税法      約14万円
5年目:国税徴収法など   約14万円

5年間計          約93万円

ちなみにTACも大原と似たようなもんだと思います。


【ネットスクールの場合】

1年目:簿記論・財務諸表論 約21万円
2年目:法人税法      約14万円
3年目:消費税法      約10万円
4年目:国税徴収法     約 5万円

4年間計          約50万円


これだけを見て比較すると、


「ネットスクールの方が断然安いやん!しかも4年で合格できるし!」


と考えてしまいそうになります。私なら。(笑)


ただし、受講料だけを比較して予備校を選ぶのは
あまりおすすめできません。


節約のためにも早く合格する



予備校を利用する目的は、あくまで「合格する」ことです。
受講料を節約することに気を取られて、

自分に合わない予備校を選ぶ → 合格できない

という事態は避けたいです。


仮に、私のように簿記論で2回撃沈した場合などは、
落ちた科目の再受験のために、経験者講座の受講料が
必要になるケースが多いです。


【資格の大原の例】

1年目:簿記論(撃沈)   約21万円
2年目:簿記論(撃沈)   約15万円
3年目:簿記論(合格)   約15万円

4年目:財務諸表論     約21万円
5年目:法人税法      約23万円
6年目:消費税法      約14万円
7年目:国税徴収法など   約14万円

7年間計         約123万円


こんな感じですね。
合格まで7年かかって、費用も120万円を超えています。
科目ごとの受講料は異なりますが、
1年不合格になるごとに追加で15~20万円かかるイメージです。
かなり大雑把ですけどね。


どの予備校を選んだとしても、不合格が続いた分だけ、
受講料の合計が膨らんでいく…という点では同じです。


つまり、

早く5科目合格し、一年でも早く受験勉強を終わらせること


を目指すことが、費用対効果・時間対効果という点から見ても
一番合理的なのではないかと思います。


受講料を少しでも節約して合格したいのであれば、
自分が最短で合格できる予備校を選びましょう。


今回の結論


最短で合格することが、結果的に節約につながる。